PRACTICE FOR A REVOLUTION

A4サイズのドローイングを一つ。A3サイズのドローイングを一つ描いた。A3サイズの紙はA4サイズの紙二つをガムテープで張り合わせるという原始的な方法で作った。しばらく、自分の絵の制作ではなく1度立ち止まって見てみようかなとも思う。(そんなこと言って描いちゃうんだけど…) パソコンで色々な作業をしたいからね。絵にしたり言葉にしたりを永遠に繰り返す。地味だけれど自分にはそれしかない。ふと成長を感じる瞬間の為に生活をする。昨日の自分と比べても大して変わりばえしないが、5年前の自分はどうか。そういうことだ。いつ成長したのかはわからない、自分は何かの体験一つをきっかけに突然変化するタイプではない、そう感じる。その時感じた音楽を積み重ねて生きる。

新宿、BERGに坂口恭平さんのドローイング展を見に行った日でもある。BERGには初めて行った。なぜここに、というような佇まいにまず衝撃を受ける。異国情緒と言えば良いだろうか。新宿の人の多さではなくて、バンコクに行った時のような人の多さだ。そう考えると面白い。人の多い感じというのは、その場所性によって感じる気持ちが異なる。とてもアジア的な空間だった。(日本もアジアなんだけど)

あの、紙の額縁のようなのは作れるのだろうか?? 作れるとすれば自分の展示は額縁を作ってやってみたい。だって額縁高いんだもん。それに、”ドローイングをした”という感じは額縁までDIYの方がでてくるように思う。木の額に入れた方が本格派っぽいけれど、そもそも自分が目指したいのは本格派なのか?? 本格と適当の間のような所に存在しているのがドローイングというものなのではないか、今、自分がドローイングを保管する為に適当にファイルに詰め込んでいるこの瞬間の雰囲気というのを展示でも表現したい。自分の描きたい絵は、自分も描きたいと思うような、手を動かしたいと思うような絵である。それは、この位自分にも描けると思われるようなコトを意味しない。自分のスタイルで絵を描いてみよう、生きてみようと思わせるような絵である。そしてそれは本格と呼ばれるものとは少し違う気がする。本格は人に、自分には敵わないと思わせるような機能を持っている。

坂口恭平さんのドローイングは、これでもかというほどに紙の中に文字がでてくる。絵と文が一体になっているような感覚。その、文字というのも、所謂グラフィックを意識したような感性でなくて、本当に、”ザ・説明”というような感じなのである。私はこれに興味を持った。私はこう思った。というようなコトを積み重ねてきたのですな!! 僕もひたすら積み重ねていかなくてはならない。発見をし、検討違いな分析をしたり、たまには正しかったり。めちゃくちゃ間違ったり。そんな風に生きていく。
僕は今日ドローイングというモノを通して作家と会話ができたような気がした。ただ酔っぱらっていただけかもしれないが。自分が作るプロダクト、絵にもそのような機能を持たせたいく。まずは作ったZINEだな。これを使って世界中と会話をしていきたい。何かを作るというのは、表現というだけでなく、コミュニケーションの形でもあるのだな。自分にはそのコミュニケーションの形しかできない。他の才能の明らかな欠落が自分の持ち物を磨く気持ちへと向かわせる。

BERGでPRACTICE FOR A REVOLUTIONを買う。蚕糸の森公園で陽大と電話して一時間半ほど話す。色んな話をした。確かに廃人になったりしながらも良い歳の重ね方をしている。嫌なこともあるけれど生きていて良かったと本当に思う。大抵、話の内容は、世の中についてと人生についてと作るものについてになってしまう。 こういう話をして思うのだが、社会性が無いとされる人の方が社会について考えている構図は皮肉なものである! むしろ実は社会性がめちゃくちゃあるのではないかと思ってしまう。 原発を止める方法とか本気で考えちゃったりするしね 社会性というものの定義がそれぞれ違うだけであって社会性が無い人というのは実は存在しないのではないか。自分の定義から外れている人を社会性が無いと言っているだけなのではないか
僕からしたら稼ぐ方法を必死に考えている人が社会性があるとは到底思えない。それが世の中にとってどんな意義があるか、影響を及ぼしていくのかというのを考えるべきだし、それを考えなかった結果が今であるというのにこの期に及んで何やってんだ。まぁ、それを日記に書いていても仕方がない。その瞬間その瞬間のアクションでそのメッセージを自分なりに伝えていくべきだ。創造なき抵抗は無力である。あるものを生かして、無いなら無いなりに工夫して創造していく。想像が創造を生むし、創造が想像を生む。良き気持ちを生みたい。アートはシステムを変えることはできなくとも、気持ちを拡張したり、軌道を修正させたりすることができる。その力を信じることだ お金を信じている人がいるように 今はPRACTICE FOR A REVOLUTIONなんだな。ひたすら力をつけていく。誰も止めることはできない