2021年6月17日

山形のつや姫というつやつやのお米を研いでボウルの中で浸水をしているところ。暑い日は20分ほど水に浸けてから炊いた方が美味しいらしい。その間に日記を書こう。昔やっていたピクミンというゲームがあって、主人公のオリマーという宇宙人の小人みたいなキャラクターをコントローラーで操り、ピクミンという土から生えてきた動く作物みたいなやつらを沢山引き連れて冒険を進めるゲームなのだが、このゲームで大切なのは、100匹まで連れられるピクミンにどのように指示をだすかだった。 30匹のピクミンで橋を作っている間に50匹のピクミンで大きいものを運ぶ、20匹のピクミンで新しいことをやる、みたいにピクミンを分散させないとあっという間にゲームの中での一日が終わってしまい、ゲームの中での30日間が終わるとゲームオーバーなのだが、そのことを思い出す。 米を浸水している間に日記を書く。 なんか離れ業をやっているみたいに書いているが大したことないことだ。

先を見据えつつ今を暮らすという使い古された言葉通り暮らすことをしてみたい。 大体、先を見るが今が雑、今ばっかりで超近視のどっちがだ。中々、永遠の課題であるような気がする。少しその対極を近づけたい。やけに暢気な時と刹那的な時があるのは何なんだあれ。 どっちの時間にも改善の余地がある。

ここで、キルケゴールの格言を思い出す。人生は解決すべき問題ではなく味わうべき神秘なのだ という。ここでタイマーが鳴ったので炊飯器に米を移して炊飯ボタンを押した。なんか時間が経つのが早い。 そう、何か作ることを解決すべき課題という風に考えると行き詰まってくる。 味わおうとすれば自由度がもっと高まってやりやすくなる、これは他のことにも通ずる。が、全てこれで通ずると思ってしまうとわけわからなくなってしまう。

どちらかというと世間的な風潮というのは、解決すべき問題ということに意識が向いていて、神秘族はこれを「完全に」無視することはできない。 解決族は神秘族を無視できるのが嫌な所だが、味わう人でありたい。 僕は少しだけ解決の思考方法を考えた方が味わって暮らせるのかもという風に考えはじめた。

学校のテストとかは完全に解決よりの考え方だ。 美術の実技とかはそう言い切れるかは微妙な所だが、A〜Dみたいな評価があるという意味ではそうだ。試験は合格することが成功、不合格することが失敗という風に曖昧な神秘というのがあまり感じられない。 世の中の根っこはこの考え方になっているのでそこと上手くやりつつ、あんまり信用もせず自分のやることを追求していこうという意識が必要だ。なんか考えてこんでる人みたいだがそういう意識の人は沢山いる。 そういう意味ではその沢山になっていこう。

描いている絵のサイズがやりやすい大きさより少し小さいことに気づいたので、もう少し大きめにしよう。これも規定したいのでどのくらいが調子良いのか研究。頭の中にイメージがあって下書きをしてから描く場合は、小さい方が難しいみたいな時もあるのかもしれない。 逆に大きすぎるとミニマルな手触りからは離れてしまう。ゆらいだ魅力のあるジュエリーみたいな絵が描きたい。特に高級という感じでもなく、チープにも括れないようなのができたら良い。 手に触れられる閉じ込められた熱、 動きが定着されたもの、映像が静物になっているような、 たまたま撮った写真のような、力強く無くしなやかなもの、

こうやって羅列したものを全てクリアするのだという風に思わずに取り入れられる時にだけ取り入れる。何もバッハが交響曲を作っているわけではないのだ。真面目に不真面目、神秘ゾロリ。 今日はジャズを聞こう。 ジャズはこの人が特に好きな演奏者みたいなことが無いし全然詳しく無いのになんか好きだ。たびたび気になるのは何でなのか。ジャズという概念が気になる。何か近いものをいつも感じる。これは綿密に計画することができない自分への失望がそうさせるのかもしれない、構成し過ぎようとするとどんどん自分のやろうとすることの嫌な所が見えてくる。 あと、面白かったからあれと同じことをやってくれみたいになると妙に恥ずかしくなったりプレッシャーに感じたりする。忠実な再現より少しの新しさを持ったやや再現みたいなことを割とやりたがる。そう考えると僕に合っているのはビッグ・ジャズ的なものでもなくかといってフリージャズ的なことでもなくコード進行だけ決まっているトリオ編成のバンドみたいなのではないだろうか。 一応のフォーマットがある。 これがあることすら腹が立つというようなアヴァンギャルドな感じでも無く、色々な感情を含んでくれた上で混乱しないようにフォーマットがある、それがあることでのびのびと80%くらいの自由をやれるような雰囲気。だんだん見えてきたぞ。 今、Mal waldronさんを聴いている。この人のピアノは寂しさとか一人っぽい感じを感じて好きだ。テンポがゆったりで音数が少ない時はモロその感じがするのだが、陽気にリズミカルに弾いている時にもその感じがちょっとして、絶妙なスパイスになっている感じがする。

米が炊けた。今日は納豆卵かけご飯にしよう。( えぇ また )