村上隆の五百羅漢図を見に行った。 自分はあんまり美術に関する文脈とかがわからないので、表層の部分しか見れなかったと思う。
金箔や銀箔の技術に興味を持った。絵の背景に薄く髑髏を使いまわしていて、それは着色時の技法を変えることで大きな変化がつく。ものによっては、白い紙かと思うと白い髑髏がいることがあった。そういうのには興味をそそられる。自分はいつも音楽を質の悪いイヤホンで聴いているので、実のところ聞こえていない音がある。ということに気づくのはヘッドホンで音楽を聴くときだ。実は存在していた音に気づくときにそれは似てた。
あんまり森美術館内にあるテキストは読めなかった。最近は理屈っぽいテキストを見ると面食らってしまう。 ただ、そういうのが重要とされているらしい。歴史上のどの人物の絵を参考にしたかや、それによってどのような効果が生まれて、どのように観客に提示されるかという。

その昔、必死になってそういう本を読んだり検索をかけていた自分がいたけれど、今はあまりそういうことができない。何事も人それぞれなわけだけれど、自分は背後にあるものが見えなかったとしても何か入り口だったり、心に残るようなものを作って生きたいと思う。

テキストばっかり書いていないで製作に取り掛からねば。